債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)で借金問題を解決する!

借金問題を解決する方法として債務整理がありますが、債務整理には、任意整理、個人再生、自己破産の4種類があります。各々の借金の状況に応じて、任意整理、個人再生、自己破産のどの債務整理の方法が適切かが変わってきます。借金問題と言っても、過払い金が生じている場合には、借金どころかお金(過払い金)が返ってくる可能性もあるのです。

提携された専門家には注意が必要

きちんとした専門家か対応で分かる

借金に関しての手続きを行うときには専門家のもとで勧める事がベストですが、専門家によってはきちんとした対応や手続きをしてくれない場合もあります。きちんとした専門家を選んでいれば大丈夫なのですが、中には賃金会社と提携し、自分たちの利益が出るように動く専門家もいるのです。 こうした業者は「借金を一本化しよう」などチラシや広告を利用し甘い言葉で引き付け、相談に行くと提携の専門家を「知り合い」などと紹介し、そこを尋ねると無資格の事務員などが対応する事が多いようです。その後に資格のある専門家が対応しますが、不利な手続きを進められてしまうといった流れになります。

提携の専門家の実態

この賃金会社と提携した専門家を「提携弁護士」や「提携司法書士」と呼びます。 こうした専門家は賃金業者に対して名義や事務所などを貸し出し、その料金を取っている事もあります。つまり自己利益のために業者を利用し客集めをしているのです。もちろんきちんとした関係性で提携を結んでいる場合もあるので一概には判断できませんが、こうした人たちがいる事も事実なのです。

事務員が対応したら注意

提携の専門家によって被害を受けた人の中には「提携の専門家を訪れたら事務員に対応された」というケースが多く、こうした場合には事務員が整理屋という場合もあり、無資格な人間を使っているということもあります。 相談者が現れると表面上の簡単な話だけを聞き、細かい事は一切聞かずに手続きを始め、自分たちに利益が出るような有利な方法で進めていきます。 中には相談者から預かったお金をそのまま懐に入れてしまうような人もいるのです。 本来であれば相談者の負担を減らす為に行う手続きを賃金業者や自己利益の為に行い、自分たちに有利な解決を行います。 こうした被害を防ぐためにも、事務員が対応してきたときには注意して見極めるようにしましょう。

不審な場合には問い合わせを

注意していても、きちんとした資格を持っている以上は知識もあり、なかなか判断できない事があります。しかし困っている人からお金を巻き上げるといった行為は許されてはいけません。 もし少しでも不安や不信な点がある場合には、きちんと調査を行う事が可能です。弁護士会司法書士会に連絡すると、調査を行い、不審な点があれば資格を失効したり活動停止にさせるなど対応してくれます。 しかし未然にこうした被害を防ぐためにも、甘い言葉や広告などに騙されない事や、相談を行うときにはきちんとした方法で専門家を選ぶようにしましょう。 専門家を選ぶ時には全国の司法書士会などに問い合わせを行うのが良いでしょう。