過払い金の請求はできるだけ早く
経営が苦しく民事再生の手続きを行う業者も
近年では、サラ金会社が民事再生を行うケースもすくなくありません。 2007年にはクレアディア、2008年にはアエルが民事再生となりました。 サラ金業者も近年の不景気には勝つことができないようです。 さらに、金利のグレーゾーンの廃止に伴い過払い金返還請求も多くありますし、この返還請求に対してサラ金業者は拒否をすることができない為、経営も厳しくなってきています。 実際に、150万円の過払い金が発生していて返還請求があったとしても20万円までしか返還できないという業者もあります。 中には、過払い金を一括で支払うことができずに3年間の分割払いにするよう提案する業者もいるのです。
確実に返金してもらうために早めの手続きを
貸金業者も、中小企業は生き残ることができず、大手の貸金業者だけが生き残ることが可能なのかもしれません。 今後も、民事再生を行う業者が増え、ついには倒産してしまう業者もでてくることでしょう。 過払い金を請求する業者が民事再生の手続きに入ったり倒産してしまうと、過払い金請求をしてもお金が戻ってこないことも考えられます。 そうならない為にも、過払い金請求の可能性がある場合には、一日でも早く手続を行うようにしましょう。