債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)で借金問題を解決する!

借金問題を解決する方法として債務整理がありますが、債務整理には、任意整理、個人再生、自己破産の4種類があります。各々の借金の状況に応じて、任意整理、個人再生、自己破産のどの債務整理の方法が適切かが変わってきます。借金問題と言っても、過払い金が生じている場合には、借金どころかお金(過払い金)が返ってくる可能性もあるのです。

任意整理の手続きでお金も戻ってきた!

6社ものサラ金から借金!その時どうする?

ここでは、任意整理によって債務整理をし、お金が戻ってきた例を紹介していきましょう。 Aさん(64歳)は、6社のサラ金に借金があり、その金額も自分で返すことが難しいほどの金額となり日々の生活も苦しかったようです。 Aさんの借金の総額は、契約書に加えてAさんが書きとめておいたメモや記憶などから計算すると約350万円ほどありました。 Aさんの場合は、借金の引き直し計算をしたところお金を取り戻すことのできる可能性が高いことから、自己破産ではなく任意整理を提案しました。 その後、Aさんは任意整理に同意していただき、任意整理の手続きに入りました。

任意整理で払い過ぎていたお金が戻ってきた!

6社のうち4社は任意整理の手続きによって和解することができ、残りの2社は訴訟を行うことになりましたが、提訴後に和解が成立し債務整理することができました。 利息制限法に基づき借金の引き直しを行った結果、208万円以上の金額を支払い過ぎていた頃も判明し、350万円ほどあった借金もなくなりました。

自己破産は債務整理のすべてではない

債務整理では、自己破産がすべての解決法ではありません。 Aさんの場合も、自己破産での手続きを希望されていましたが、そのまま自己破産の手続きをして借金の返済はなくなりますが、決して払い過ぎていたお金が戻ってくることはありませんでした。 債務整理は、新たな生活を送る第一歩でもあります。 払い過ぎていたお金が手元に戻ってくるのと戻ってこないのとでは大きな違いでもあります。

CASE 1:任意整理によって550万円の減額に成功!

Aさん(64歳) 喫茶店経営

H社14年40万円1万3千円▲22万円(戻り)

債権者取引期間相談時の借金額月々の返済額手続き後の借金額
T社 12年 98万円 2万5千円 ▲30万円(戻り)
D社 7年 60万円 1万5千円 ▲49万円(戻り)
A社 6年 70万円 1万7千円 ▲60万円(戻り)
P社 20年 55万円 1万円 ▲35万円(戻り)
CR社 3年 27万円 5千円 ▲12万円(戻り)
    合計350万円 合計8万5千円 合計 ▲208万円(戻り)
差額はなんと550万円!