債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)で借金問題を解決する!

借金問題を解決する方法として債務整理がありますが、債務整理には、任意整理、個人再生、自己破産の4種類があります。各々の借金の状況に応じて、任意整理、個人再生、自己破産のどの債務整理の方法が適切かが変わってきます。借金問題と言っても、過払い金が生じている場合には、借金どころかお金(過払い金)が返ってくる可能性もあるのです。

債務整理を行う前に債務一覧表を作成しよう

債務一覧表を活用しよう

債務整理を行う時には、まず自分の借金がどのくらいあるのかを理解する必要があります。 いくらの借金があるのかを理解するには、債務一覧表を活用するのがおすすめです。 この作業は、債務整理を始める第一歩として非常に重要なので正確に行うようにしましょう。 債務整理を専門家に依頼する時も、この表によってスムーズに手続きを行うことができます。

どこから借りているのかを明確に

債務一覧表には、をすべて記入しましょう。 表に記入することで、何件の借り入れがあるのか把握することもできます。 件数が多いとこんなに借金があるのか・・・と落ち込んでしまい、ごまかそうと考える方もいますが、過払い金の請求やトラブル防止のためにも隠すことなくすべ書き出しましょう。

借金残高を把握する

現状でいくらの借金があるのか、正しく知ることも大切です。 すべての借金を隠すことなく記入するようにしましょう。 金額においては、サラ金信販会社を利用している場合は業者が主張している金額を記入してください。

取引開始時期を把握する

業者ごとにいつから取引開始したのかを明確にしていきましょう。 取引開始時期によって過払い金の有無を判断することが可能となります。 正確な取引開始時期が分からない場合には、何年ごろといったように記載しましょう。 正確な時期は、取引履歴の開示請求をすれば確認することができます。

返済期間を把握する

借金をすれば必ず返済をすることになります。 完済の有無にかかわらずいつが最後の返済だったのかを記入していきましょう。 最終返済日が分かれば、滞納期間についても把握することができます。 一覧表に記入する時に、資料不足で正確なことが記入できない時には、個人信用情報機関に問い合わせるとよいでしょう。 個人信用情報機関では、5~7年間の金融機関取引の情報が登録されているので正確な内容を知ることができます。 司法書士などに相談した場合も、個人信用情報機関に情報を問い合わせて手続きを行うことになります。