債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)で借金問題を解決する!

借金問題を解決する方法として債務整理がありますが、債務整理には、任意整理、個人再生、自己破産の4種類があります。各々の借金の状況に応じて、任意整理、個人再生、自己破産のどの債務整理の方法が適切かが変わってきます。借金問題と言っても、過払い金が生じている場合には、借金どころかお金(過払い金)が返ってくる可能性もあるのです。

任意整理で約293万円の減額に成功!

任意整理引き直し計算をすることで、借金の元本を減らすことが可能で、借金を整理できた方も多くいます。 ここでは任意整理によって借金を整理した例を紹介します。

5社からの借入れで毎月の返済額が大きくなった

Bさん(48歳)は、サラ金5社から借り入れをしていて、借金残高は320万円でした。 このとき転職の直後ということで収入は手取りで約23万円なのに対し、返済額は、毎月約11万円になっていました。 Bさんには、同居している義母名義の住宅ローンがあり支払いは毎月8万円ほど、ほかにも車の維持費や生活費として12万円が必要でした。 このことからBさんの収入で返済が可能なのは約3万円程度です。

減額可能との判断で任意整理を開始

借入れ履歴の内容から減額可能ではありましたが、転職時に多額の借金をしたこともあり、任意整理での返済可能額である108万円まで減額が可能となるかどうか判断することができませんでした。 任意整理での債務整理を行うために、Bさんに毎月3万円を貯金することを提案し、それを実行してもらうことで任整理の手続きを進めることにしました。

引き直し計算で大幅減額!

司法書士に任意整理を依頼すると、業者側に債務整理の依頼を受理したとの内容を業者に通知します。 この手続きをすることで、業者からの返済請求をストップさせることができます。 請求がなくなることで、Bさんの精神的負担も少なく必要な生活費を正確に把握することが可能となりました。 その結果、毎月の生活費は、10万円程度で済むことがわかり返済金額も3万円から5万円に増やすことができました。 業者に請求していた、取引履歴の情報も問題なく入手でき、Bさんの毎月の貯金もできました。 そこで、引き直し計算をしたところ、借入れしていた5社からの借金残高が約27万円となり約293万円を減額することができたのです。 E者は、残高が少なかったこともあり一括で返済、そのの借金に他の借金に関しても毎月約2万円を支払い14ヶ月後に完済することができました。

CASE 2 引き直しで約320万円の減額に成功!

Bさん(48歳) 会社員 引き直し前の借金残高

債権者借入れ期間月々の返済金額借金の残高
A社 約8年 約3万円 約70万円
B社 約5年 約5万円 約80万円
C社 約3年 約1万円 約60万円
D社 約2年 約7万円 約40万円
E社 約3年 約3万円 約70万円

引き直し後の借金残高

債権者借金の残高
A社 約10万円
B社 約1万円
C社 約7万円
D社 約6万円
E社 約3万円
320万円の借金が約27万円に大幅減額!