任意整理を行う際の大まかな流れ
依頼から返済までの手順
司法書士や弁護士に依頼した際に、どのような流れで手続きが行われるのかを大まかに把握しておきましょう。 まずは相談者が依頼・委任を行う事から始まります。借金の内容や返済額を伝え、内容の確認を行うのです。その内容を受け、司法書士や弁護士は手続きに入ります。 それ以降の手順としては下のようになります。 (1) 依頼者が委任を行う (2) 委任された司法書士または弁護士が対象となる業者に受任通知を送り、取引の内容開示を請求する (3) 業者からの取引内容の開示と確認 (4) 法に基づき返済額の見直しと再計算を行い、利息などを正した返済額を出し確認を行う (5) 依頼者の収入や財産を考慮し、返済が可能な金額を今後どの様に返済していくか計画を立てる (6) 返済案をもとに対象業者との交渉を行い合意する (7) 最終的に合意された返済を行う こういった流れで整理を行い、その後に依頼者は原則3年以内に返済を行う事になります。