債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)で借金問題を解決する!

借金問題を解決する方法として債務整理がありますが、債務整理には、任意整理、個人再生、自己破産の4種類があります。各々の借金の状況に応じて、任意整理、個人再生、自己破産のどの債務整理の方法が適切かが変わってきます。借金問題と言っても、過払い金が生じている場合には、借金どころかお金(過払い金)が返ってくる可能性もあるのです。

2016-08-21から1日間の記事一覧

個人再生のメリット・デメリットを理解しよう

個人再生のメリット 個人再生での債務整理を行った場合、任意整理での借金の減額幅よりも個人再生での減額幅の方が大きくなります。 自己破産では、手続きを行うことで、就ける職業に制限が設けられます。 免責の確定後は、再び復職することも可能ですが、一…

個人再生の手続きの流れを確認しよう

個人再生の手続き方法を詳しく見ていきましょう。 申し立ては裁判所へ 個人再生を行う場合には、裁判所に申し立てを行いますが、この時、支払い予定額も一緒に申告しましょう。 個人で申し立てを行う場合は、必要な書類を自分で用意することになるので負担も…

新しい債務整理方法の個人再生とは

任意整理ができない=自己破産ではない 債務整理において、引き直し計算をして任意整理では解決できないとなった場合には、すぐに自己破産での解決と決めつけるのは避けましょう。 債務整理には、個人再生という方法もありますので検討してみてください。 個…

マイホームを手放さずに債務整理を行うには

ここからは、個人再生について紹介して行きます。 まず、個人再生での債務整理をされた方の例を紹介したいと思います。 住宅ローンの返済のために借金を当てるのはダメ Gさんはサラリーマンをしている49歳の男性です。 Gさんは、平成2年にマイホームを住宅ロ…

過払い金の請求はできるだけ早く

経営が苦しく民事再生の手続きを行う業者も 近年では、サラ金会社が民事再生を行うケースもすくなくありません。 2007年にはクレアディア、2008年にはアエルが民事再生となりました。 サラ金業者も近年の不景気には勝つことができないようです。 さらに、金…

裁判によって過払い金の回収を行うことも

和解合意できない場合は裁判で解決 過払い金を請求して手元にお金が戻るためには、業者と和解交渉を行い合意することが重要です。 和解した後は、合意書を作成し、指定口座に過払い金が振り込まれることになります。 和解交渉で合意できなかった場合や交渉を…

取引履歴の情報がないときの引き直し計算とは?

過払い金請求をするためには、どの業者からいくら借りていくら返済して着たのかなどの情報が必要となります。 業者との取引内容を明確にするためには、業者へ取引履歴の開示請求を行って情報を得ることになります。 取引履歴の開示は業者に義務付けられてい…

どんなケースの借金に過払い金は発生する?

すべての借金に過払い金は発生する? すべての借金に対して過払い金が発生するわけではありません。 貸金業者が提示する利息は、出資法に基づいた金利であり、その値は29.2%でした。 しかし、現在ではこの利息が違法と判断されていますので、利息の計算は利…

10年以上前に完済した借金も過払い金の対象に

過払い金請求の時効は最終取引後10年間 過払い金の請求が可能な期間は完済した後10年間と決められています。 では、最初の借金については、10年以上前に返済が終わっているけれど、その後すぐに同じ業者に借金をした場合はどうなるでしょう。 最初の借金につ…

完済している借金も過払い金の対象に!

過払い金の請求は、現在抱えている借金だけが対象ではありません。 過去に返済が終わっている借金についても、過払い金が発生していた場合は、過払い金の請求が可能です。 債務整理で、債務一覧表を記入する時には、過去に完済している借金についても記入す…

夫婦二人で458万円の過払い金を取り戻す

ここでは、夫婦そろって借金を抱えていた場合をご紹介します。 Eさんご夫婦は、47歳のサラリーマンをしている夫と46歳のパートタイマーの妻のケースです。 夫婦揃っての借金は返済が大変 夫はサラ金6社から借り入れをしていて、その金額は333万円、妻におい…

過払い金請求で330万円以上のお金が戻った!

任意整理することで過払い金を請求することができ、多くの方々が、払い過ぎていた金額を取り戻すことができています。 年金生活での借金返済は大きな負担 Dさん(76歳)の場合は、サラ金、合計7社から全部で221万円の借金をしていて年金生活からの返済はかな…

過払い金の発生も見つける事が可能

引き直し計算の重要性 支払いを滞りなく続けていた場合でも、引き直し計算をする事によって過払い金が発生している事に気づき、返済を終える事が出来る場合があります。 過払い金が発生していた場合には業者に対し「過払い金返還請求」を行い取り戻す事が出…

銀行のリスケジュールを知っておこう

商工ローンとは? 多くの会社が利用している企業への融資を行う「商工ローン」というものがあります。企業拡大や銀行から借り入れを行えない場合によく利用されていますが、この商工ローンは一般のローンとは異なり高い金利が設定されています。 また契約の…

ブラックリストとは一体どんなものか

ブラックリストは「事故情報」 借金をしてしまい任意整理・個人再生・自己破産を行った場合や、過払い金の請求を行った場合にはブラックリストと呼ばれる事故情報に登録されます。これは整理対象の相手が加入している個人信用情報機関に登録されると言う事で…

支払い計画の立てるときのポイントとは

支払い年数の設定 任意整理を行った場合は基本的には3年で完済するように返済計画をたてますが、場合によっては4~5年という期間が設けられる事もあります。 これは借金の最終的な残高が多すぎる場合や3年での返済が難しいと判断された場合に該当します。も…

任意整理では利息をつけない

未払い利息の支払い義務がなくなる 依頼者が任意整理を選択した場合には、支払う義務の無い利息が出てきます。本来であればそのまま支払い続けるはずではありますが、法的に支払いの義務がなくなるのです。 というのも、返済が困難になっているのも関わらず…

利息制限法では借金の負担も軽減できる

ここでは、80万円の借り入れで毎月3万円の返済と同時に、月々1万円ずつ新たに借り入れをしていく場合の計算をしていきましょう。 ここでの計算は、あくまでも例ですので、実際の借り入れや返済の金額、利率によって数字は変わってきます。 出資法での計算 80…

2年以上も返済期間を短縮できる計算に

長期間の返済で過払いが発生していた場合には、どの程度まで元本が減るのでしょうか。 ここでも、サラ金からの借り入れが80万円、金利29.2%、月々の返済額3万円、返済期間3年間として計算してみましょう。 出資法に基づいての計算 3年間、金利29.2%で返済し…

実際に金額を当てはめて計算してみよう

引き直し計算をすることで借金が減るのは理解できても、どのくらい減るのか具体的には理解できません。 ここでは、例をあげて引き直し計算をしてみましょう。 出資法に基づいての元本計算 サラ金からの借金が80万円あり、利率29.2%で借り入れしています。 …

グレーゾーン金利の撤廃で借金が減額

取引履歴の開示ですべての借金が明確に 受任通知の送付後は、業者に対して今までの取引の歴史ともいえる取引履歴の開示請求を行うことになります。 取引履歴は、いつからいくらの借り入れをして、いつまでにいくら返したのかを明確にすると同時に、過払い金…

依頼者は法律で保護される

業者に禁止されていること 受任通知を受け取った業者には、受け取った時点で法的な制限が設けられます。これは依頼者を保護する内容になっており、本来の法律で禁止されている取り立てを行っている違法な業者であっても必ず従わなければなりません。違法な取…

任意整理を依頼する時に重要なこと

借金の内容を把握しておく 任意整理を行うためには借金の内容を詳しく知らなければなりません。まずは相談者が細かく事情を伝えることが重要です。 その中でも一番重要なのが「どこからいくら借りているのか」ということです。この内容がはっきりしていない…

任意整理を選ぶ時のポイント

交渉相手を選ぶことが可能 借金の整理を行う方法は個人再生・自己破産・任意整理と3つありますが、借金した相手によっては選び方も変わってきます。 というのも、個人再生と自己破産を選んだ場合には全ての債権者に対して交渉や通知を行うからです。 それに…

任意整理を行う際の大まかな流れ

依頼から返済までの手順 司法書士や弁護士に依頼した際に、どのような流れで手続きが行われるのかを大まかに把握しておきましょう。 まずは相談者が依頼・委任を行う事から始まります。借金の内容や返済額を伝え、内容の確認を行うのです。その内容を受け、…

任意整理でできることとは?

任意整理はプロに依頼しよう 任意整理は個人で行う計算や見直しと何が違うのでしょうか。 もちろん借金の見直しや過払い金の請求などは個人で行う事も可能です。しかし個人で業者を相手に話し合いや交渉を行おうとしても、相手にされない場合が多い為、専門…

任意整理行い総返済額と毎月の返済額を決める

収入と返済額の総額を検討する ここで以前相談に訪れたBさんを例に任意整理での解決結果を紹介します。 Bさんは一般的なサラリーマンとして働いていましたが、合計9社からの借金で生活苦に陥っていました。 9社のうち7社はサラ金で返済合計額が約383万円、残…

任意整理で約293万円の減額に成功!

任意整理で引き直し計算をすることで、借金の元本を減らすことが可能で、借金を整理できた方も多くいます。 ここでは任意整理によって借金を整理した例を紹介します。 5社からの借入れで毎月の返済額が大きくなった Bさん(48歳)は、サラ金5社から借り入れ…

完済した借金についての記入も忘れずに

現状の借金だけでなく過去にも目を向けて 債務一覧表には、完済している借金についても記入するようにしましょう。 表の作成時は、現在抱えている借金を何とかしたいという思いから、現在の借金額にばかり考えてしまいます。 完済した借金はもう終わっている…

債務一覧表の借金にはこんなものも含まれる

隠しても何の解決にもならない 債務一覧表を作成するときには、「誰から借りていいるのか」と「現在の借金がいくらあるのか」を正確に把握することが大切です。 債務整理の方法を決める前に、どこから借りていていくらの借金があるかを把握できなければ話を…